おべんとう考察(1)
私には愛すべき二人の息子がいます。この春、長男が中学校に入学してから、私の朝のタスクに「おべんとう」が加わりました。
それまでも塾に行く息子たちのための「塾弁」、夫のための「夫弁」は作ってはいたものの、そこまでの持続性はありませんでしたが、今年からは長男中高6年間+2歳下の次男=合計8年間のお弁当作りが始まりました。
お弁当作りの毎日が始まったと言えば聞こえは良いのですが、私はそこまで勤勉な人間ではありません。締め切り間際にならないと動きが鈍い、良くない意味での高知県人らしさを持っていると思います。周りの人よ、ほんとごめん、て。
なので、当初の「毎日お弁当作るき!」の意気込みは今は昔。仕事がハードで朝どうしてもしんどい時や出張の時などは、長男は学食のお世話になっているのです。無理せんのがえいがよ、と自分に言い聞かせることにします。
そして私は、記録のためにほとんどのお弁当を写真におさめてきました。時折、これまでコツコツ撮ってきたお弁当写真を見ると、お弁当を作るうえでの自分の傾向が見えてきます。
きっとみなさんにもおありでしょうが、私にも、お弁当を作るうえでのこだわりというか、「なんとなくこうしないと落ち着かない」みたいなものがいくつかあるのだとわかりました。期末には頻出メインおかずなど統計を取ってみたくてうずうずします。
そこで、時折そういったこだわりのようなものの考察など述べさせていただくことにしました。ちなみに私、大雑把なO型です。
【配置と詰め終わるまでのルーチン】
お弁当につめるごはんやおかずの配置。私には、いつもそうしてしまうマイルールがあります。
曲げわっぱの継ぎ目は左。重ねる蓋も継ぎ目は左。
おかずの配置は下記の通り:
おかず間のしきりにハランは使いません。しきりが必要であればリーフレタスか大葉など、緑の野菜を使います。緑が差し色になってとても重宝しています。また、そこそこ多めにおかずを作るので、節約のために冷凍食品が登場することは少ないように思います。
卵焼きは2個の卵で作り、4等分したうちの2個を一つのお弁当に詰めることが多いかなあ。また、最近長男が梅干を食べてくれるようになったので、赤の差し色が入れやすく、楽になりました。
盛り付けは、他の人の写真を参考にしています。
詰めるときは、先が細い竹の菜箸で詰めるとやりやすいので、決まった菜箸を愛用しています。
詰め終わったら、記録用に自然光のもとで撮影してInstagramに投稿。
これをハンカチもしくは風呂敷、手ぬぐいで包んで一丁あがりです。
そんなこんなで不定期に作るお弁当ですが、一通り写真の数が揃ってきたら、記録のために自分用の小さな本にしてみようかなどとも考えています。
お弁当のふたを開けた時に、なんとなくホッとするような。母の存在を感じるような。
お弁当はそういうコミニュケーションツールでありうると考えます。
さあ、週末は1週間ぶんの作り置き(仕込み)に励むとしますか。美味しいって食べてくれるかなあ。それが私の小さな幸せ。