降ったりやんだりの空模様の8月1日。おかみさ&くぼたコンビで、高知市から東へ車で一時間ほどの安芸市へ企業訪問に行ってきました。
目指すは、有限会社安岡重機様。こちらで、日頃高知県中小企業家同友会の支部長どうしとして岡と交流がある、代表取締役の安岡浩史さんに「木質バイオマスと地域おこし」を主としてお話を伺うつもりだったのです。しかしながら、百聞は一見に如かずを地でいく体験をすることになるとは、道中窺い知る由もありませんでした。業務に関して、安岡社長のきめ細やかな説明を伺うにつれて、「木質バイオマスと地域おこし」という一面的なことがらではない、もっと経営哲学的なこと────安岡重機という会社では、一般的には物質として「終わり」と判断されてしまうものたちが、第二の人生もしくは終の住処を見つけているという事実を感覚で受け取っていったのでした。
安岡重機さんは、もともと建設業として社長のお父様の代にスタートされた会社です。安芸地区に密着した業務を行われているなかで、平成にはいり、産業廃棄物の運輸・処理業務も始められたのだそうです。この、産廃のお仕事こそが、安岡社長が常々仰る「もったいない精神を経営に生かす」のきっかけであったのでしょう。
(続く)
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